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2008年01月21日

●'08Albirex Conference<1/21不承諾理由の回答について>

クラブ側から、カンファレンス開催不承諾の理由について書面で回答を頂きました。
公表させていただきます。(クラブより了解頂いております。)


平成20年 1月18日

アルビレックスカンファレンス
実行委員会代表 岡田穂 様

カンファレンス実施申し入れについてのご回答

前略 平素は当クラブ及びチームに対しまして多大なるご支援ご協力を賜り感謝申し上げます。
先ず、貴カンファレンス実行委員会の組織及び活動主旨に関しまして十分な認識と意思の疎通が構築されていなかったことに関しましてお詫び申し上げます。

貴実行委員会の過去二度に渡る意見交換会の実施につきましては意義あるものと認識致しております。
又クラブ運営においてサポーターの皆様の忌憚の無いご意見を頂戴し2007年度の試合運営・チーム運営の参考とさせて頂きましたこと改めて感謝申し上げます。

さて、今年度に於きましても開催の申し入れが有りましたが、昨今サポーターの皆様に於かれましては各種団体の組織化と連携が見られるようであります。また、クラブ創立13年の時を経て、サポーターの皆様の動向も過去とは異なり、様々な趣向の団体・グループが数多く見受けられるようにもなってまいりました。サポーターの皆様とは、変わらず対話の機会をつくりあげ、前向きなクラブ創造を共に歩むという姿勢には変わりありませんが、全てのサポーター団体招聘による対話の機会を鑑みると難しい状況でもあると認識する次第であります。

よって、上記の理由からこのたびの貴会主催のカンファレンスにつきましては、ご参加申し上げできかねる旨、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

しかしながら、当クラブと致しましても色々な方々のご意見を頂戴する場を、当社主催で行うことにより、より広くご意見を頂戴できるのではないかという判断で、その機会を検討致しているところです。貴団体も含め弊社に対して忌憚の無いご意見を頂戴しクラブ運営の参考とさせて頂ければ幸いと存じます。

今後とも皆様と一緒に発展してまいりたく、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

早々 

株式会社アルビレックス新潟
代表取締役社長 中野幸夫
取締役運営部長 小山直久



カンファレンス実行委員会は、「'08Albirex Conference」開催に向けてクラブ側との交渉を続けてきました。この間、文書・メール・電話によるやり取りばかりでなく、クラブ側と直接話し合う機会も設けていただき、その結果、上記のような回答を正式にいただくことができました。

これまでの交渉内容と正式回答を踏まえた上で、カンファレンス実行委員会が出した結論を述べます。

趣旨を要約致しますと
・過去2回のカンファレンスは有用であった。
・しかしながら、特定のサポーター団体が主催する会合に
 クラブが公式に出席すべきではないと判断した。
・今後は、クラブ主催での意見交換会を開催すべく検討中である。
の3点になるかと思われます。

上記のクラブからの回答を見て分かるように、今回クラブ側が出席できない理由の第一は、私たち実行委員会のような「サポーターが任意で立ち上げた団体が主催する会に、クラブが出席するわけにはいかなくなった」という点にあります。

言われるとおり、私たちカンファレンス実行委員会は、代表者である岡田穂が中心となって自主的に立ち上げた団体であり、アルビレックスサポーターの総意で認められた団体ではありません。従いまして、今回クラブ側から出された理由は、もっともだと理解しております。

第1回目の準備段階から委員会の中にも、「私たち主催ではなく、あくまでクラブ主催にすべき」という意見はありました。

諸事情もあり、過去2回は自主的団体である私たちが主催することとなりましたが、特定の意見に偏ることのないよう細心の注意を持って運営してきたつもりです。アンケートにも800件を超す回答をいただくなど、広くサポーターの意見がカンファレンスに反映するよう努力してきました。

しかし今回、このような事態になったことは、私たちのいたらなさの結果であり、第3回のカンファレンスを期待していた皆様には大変申し訳なく思います。

J1昇格5年目になる今年、クラブにとってはかつてのようなサポーターの顔と名前が一致し、個々に話し合えるような状況では無くなってきたという事実を、私たちもきちんと受け止めようと思います。これは悲しいことでもありますが、クラブがステップアップするためには必要な転換期だと判断しました。

今後、
『クラブ側は、特定のサポーター団体が呼びかける話し合いの場には一切出席しない』
という態度を尊重し、私たち実行委員会主催のカンファレンスは行わないことに決定しました。

とはいえ、過去2回開催されたカンファレンスの意義を、クラブ側が十分に評価してくれたことは嬉しく思います。

さらには、今後はクラブ主催で意見交換の場を設けることを検討中との回答を頂きました。
これがぜひ実現するよう、見守っていきたいと思います。

これまでの2年間、私たち実行委員会が行ってきたアンケートの回答、カンファレンス実施にご協力いただいたサポーターの皆様には、あらためて感謝の言葉を述べさせていただきます。

ありがとうございました。

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コメント

サッカーもアルビの選手もアルビの営業部長さんも大好きだけれど
親親会社さんの体質やら酔っ払って野次る人々やらがどうにもこうにも我慢できず
最近は試合を見に行ってないオバです.
こんな私でもこっそりアルビを応援しているのはこのカンファに代表されるような
まっとうな方々の存在あってこそなんです.
常日頃何の意思表明もしないぬるサポもどきですが,皆さんのやってくださっていることには心からの敬意を表したいと思います.
どこぞのサポはいざ知らず,こんなに紳士的に,多くの人々の意見を取り入れようと頑張ってくれている方々を,「特定の偏ったサポ集団」(どこが偏った?そもそも集団でしかモノを言えないような人たちじゃないし!)と切り捨ててしまうアルビ親会社の考えが私にはどうしても理解できません.
アルビレックスというもの全てが本当に嫌いになりそうです.

 実行委員会代表および会員の皆様へ

 今回のカンファレンス開催について、本当に努力していただいていたことがわかり深く感銘しております。全文を読ませていただき、クラブの言い分もわかりますが、もう一つ踏み込んで気持の部分で今回は開催してほしかったと思っています。

 今後はクラブの呼びかけがあってから開催される形になるのでしょうが、中断期間中に開いていただけることを信じたいと思います。今シーズンも平日しか行けない「へたれサポーター」ですが、一人でも多くの友人を連れて行き、楽しいスタジアムだということをつたえていきたいと思います。

実行委員会の皆様、本当にお疲れ様でした。
今回の件は、アルビレックスに関わる全ての事柄が
「普遍的な」ものになっていくためには必要な過程なのかも知れません。
しかし、会社には
「これまで多くの有益な意見がサポーター側から提言されてきた」
という事実を忘れないで頂きたいと思います。
会社側から
「オオッ!!」とサポーターが感動するような
企画が上がってくる事を期待しています。
(正直、現時点では、
会社よりサポーターの方に、
想像力・企画力・実行力の
優れた方がたくさんおられるように思います)

コメントありがとうございます。
多くの方の期待と支援のもとで、
毎年の開催があったことを、改めて認識しました。

>場所取り娘さん

私たち委員会へ配慮あるコメント、本当にありがとうございます。
私たちは、過渡期における一定の役割を果たした。との認識です。
それぞれできる形で、今後もチームをサポートしていきましょう。

>シロイオニさん

今後のよりよい、クラブとサポの関係作りを考える中で、
クラブの決断したことですので、尊重したいと思います。
また、シロイオニさんからのコメントの通り、
「私たちが一人ひとりができること」も、増やしていきたいです。

>アバトコさん
そうですね。今後はクラブ側からの提案にも期待しましょう。
ただ、一見サポ主催のように見えることでも、
見えない形で、クラブの協力・バックアップを頂いていることも多くあります。
今後も、よりよい形での協力や連携をしていければと思っています。
私たちも頑張りましょう。

今年のカンファレンスが中止は仕方がないとして、来年はどうされるのでしょう。
 来年開催を目指しやらなきゃいけない事、あんたら(仮に岡田組と呼ぶが)岡田組が『任意の団体』をやめ、公共的な団体になればよいのではないでしょうか?
 参考となるシステムとして、浦和の「オフィシャル・サポーターズ・クラブ」http://www.urawa-reds.co.jp/Supporte/osc.htm
 というものがあります。これを新潟にも取り入れることを考えたら如何でしょう。
 要するに 「安全安心のスタジアム創り」の大義名分、約束事を決め、いくばかのお金を支払う。そしてアルビレックス新潟の、公認、認証、あるいは登録団体となれば、岡田組は単なる任意団体勝手連的なものから脱皮できるはず。
 その上で、サポミーティングでもカンファレンスでも開催要綱を決める、
 たとえば会議開催の要望できるのは、①オフィシャル・サポーターズ・クラブの複数の団体の中 団員50名以上有すること。②参加者が概ね100名以上。③公平な意見として300名以上の意見(アンケート結果)を提示できるもの。といった条件を作ればよい、この3点をクリアできるのは現在岡田組しかないはず。これで堂々と来年はカンファレンスの開催が可能となる。ドクロ組みだろうと黒シャツ組、お地蔵さんクラブが、クラブ内に旗揚げしたとしても条件は満たせないのだから、正々堂々と会を開けるというものだと思います。
 私は後援会の組織改変を希望するもので、このオフィシャル・サポーターズ・クラブシステムは、その起爆剤になると確信しております。

>ケロッピさん
コメントありがとうございます。

まず過去の形を継続できなかったことは、私たちサポの側にも要因があったことを認識しています。また、今後別の形での開催機会を持ちたいとのクラブ側の言葉に期待して、この2月での開催を断念したわけです。

ですので、形式は未定となりますが、これで、クラブとサポの対話の機会がなくなったとは考えておりませんし、すでに今年中にも機会を設けて頂けると考えています。

また、ご提案頂いたシステムについてですが、現状の後援会組織と私たちメンバーの活動は、直接リンクするものではないため、コメントする立場にありませんのでご理解ください。

もちろん、「アルビレックス新潟に関して、それぞれできる形で貢献していきたい」という部分に関して共通であることは間違いありません。

この会社からの文章は、そのまま掲載したのですか?打ち直したのですか?
是非教えてください。

>しがない奴さん

クラブより頂いた文章をそのままコピーして
貼付けています。
このブログに掲載することも最初にかいてある通り
クラブより許可頂いております。

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